混合ハーブエキスの抗糖化作用を第7回日本抗加齢医学会総会で発表 - 機能性食品素材 - アークレイ | プレスリリース - アークレイ

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混合ハーブエキスの抗糖化作用を第7回日本抗加齢医学会総会で発表

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糖尿病予備群に対する臨床試験で確認 第7回日本抗加齢医学会総会にて発表

ローマカミツレ セイヨウサンザシ ドクダミ ブドウ葉

アークレイ株式会社は、4種類の混合ハーブエキス(カモミール、ドクダミ、セイヨウサンザシ、 ブドウ葉)が糖尿病予備群の血中最終糖化生成物(AGEs) 1) を低下させたことから、血糖状態が高めの方においてアンチエイジングの観点より有用であることを確認いたしました。その研究成果を第7回日本抗加齢医学会総会(7月20日~21日開催)にて発表いたしました。

研究の概要

アークレイは、臨床検査機器と体外診断薬のメーカーで、糖尿病患者が使用する血糖自己測定機では国内シェア60%を占めています。健康科学という独自の事業領域を設定し、2006年6月には機能性素材事業への参入を果たしています。

当社は、これまで糖尿病合併症や老化の危険因子の一つとして糖化反応(メイラード反応) 2) をとらえ、抗糖化作用を有する天然物のスクリーニングを行い、4種類の混合ハーブエキス(カモミール、ドクダミ、セイヨウサンザシ、ブドウ葉)に活性があることを突き止めました。そして、糖尿病患者を対象とした摂取試験を実施したところ、アンチエイジングに対する有用性を確認いたしました。

このたび新たに、糖尿病予備群に対する混合ハーブエキスの摂取試験(ダブルブラインド並行群間比較試験 3) )を、同志社大学アンチエイジングリサーチセンター、岡山理科大学などとの共同研究にて実施いたしました。

その結果、混合ハーブエキス摂取群では血中の最終糖化生成物(AGEs)の一つであるCML(カルボキシメチルリジン)の有意な低下などを確認いたしました。この結果より、混合ハーブエキスの摂取が糖尿病患者のみならず血糖状態が高めの方においても、アンチエイジングの観点から有用であることを見出しました。

この研究成果を、第7回日本抗加齢医学会総会 4) (京都)にて2題のポスター発表を行いました。

発表概要
・日時:2007年7月20日(金) 17:30~18:00
・場所:国立京都国際会館
・演題:
  (1) 糖尿病予備群を対象としたダブルブラインド並行群間比較試験による、混合ハーブエキスの有用性評価
  (2) アンチエイジングの観点からみた、抗糖化作用を有する混合ハーブエキスの糖尿病患者に対する有用性
・演者:アークレイ株式会社 からだサポート研究所
     同志社大学 アンチエイジングリサーチセンター
     岡山理科大学 理学部
     鈴鹿医療科学大学 医用工学部
     名古屋文理大学 健康生活学部

混合ハーブエキスのヒト試験研究内容

1. 方法

  • 試験デザイン:ダブルブラインド並行群間比較試験(プラセボ食摂取群を対照)
  • 被験食:ハードカプセル食品 1,200mg/日(混合ハーブエキス固形分として)
試験デザイン
被験者背景 被験食摂取群プラセボ食摂取群 被験者数13名(男性11名、女性2名)12名(男性9名、女性3名) 年齢52.8±8.2歳49.3±7.8歳 血糖値122.7±14.3歳119.6±20.3歳 HbA1c値6.1±0.4%6.2±0.4%

   ※被 験 食:混合ハーブエキスを含む食品
    プラセボ食:混合ハーブエキスを含まない食品

2. 結果

(1) CML(カルボキシメチルリジン)

CMLの変動

摂取開始時から摂取8週後のCMLの変動をHbA1c≧5.9%の被験者について評価したところ、被験食群(n=11)がプラセボ食群(n=7)に比較して有意に減少しました(p=0.048)。

3. まとめ

混合ハーブエキスは血糖状態が高めのヒトにおいて、血中の最終糖化生成物の一つであるCMLを有意に減少させ、アンチエイジングの観点から本エキスの摂取が有用である可能性を見出しました。

語句説明

1) 最終糖化生成物(AGEs)
糖化反応(メイラード反応)により生じる最終糖化生成物の総称で、多種類が同定されており、糖尿病患者など生活習慣病を有する人では健常者に比べ、蓄積が進んでいるといわれています。
2) 糖化反応(メイラード反応)
加齢や糖尿病の進行に伴って起こる糖とタンパク質との化学反応(糖化)の一つで、近年、老化危険因子のひとつとしても考えられています。
3) ダブルブラインド並行群間比較試験
臨床試験の方法の一つです。「ダブルブラインド」とは、被験者本人も臨床試験のスタッフも被験食かプラセボ食かのどちらを摂取しているのかを伏せて試験をする方法のことです。「並行群間比較試験」とは、今回の場合、被験食群とプラセボ食群の2群に分けて同時期に一緒に臨床試験をして比較する方法のことです。非常に信頼性が高いと認められている方法です。
4) 日本抗加齢医学会
抗加齢(アンチエイジング)医学を研究する目的で、2001年に研究会として20名程度の有志によって発足し、2003年に学会として改組されました。抗加齢(アンチエイジング)医学で扱われる分野は広く存在していますが、その目標は、元気に長寿を全うすることであり、今後の医療の大きな柱の1つとして期待されています。本学会では、これからの医療の基本の一つとなる抗加齢(アンチエイジング)医学を益々発展させ、加齢(エイジング)と抗加齢(アンチエイジング)に関するデータを集め、現段階での抗加齢医学についての正確な情報を伝えていくことを使命として活動しています。

研究の背景

アークレイは、厳しい食事制限下にある生活習慣病患者や健康を意識する方々に様々な商品を提案し、物質面と精神面の両方をケアすることでQOL(Quality Of Life=生活の質)の維持・向上に貢献する活動を進めております。また、2006年6月には機能性素材ビジネスへの参入を果たし、本事業を通じて、自社技術にとらわれず、幅広く社会に貢献する活動を進めております。

アンチエイジングは「抗加齢」とも呼ばれ、近年注目されている新しい分野であり、健康長寿を目指す研究が医学、薬学、栄養学など様々な方面で進んでおりま す。また、アンチエイジング医学と呼ばれる「それぞれの年齢において最もイキイキとした健康」を目的とした学問も急速に発展をとげております。

このような背景において、当社はこれまで糖尿病合併症や老化の危険因子の一つとして糖化反応(メイラード反応)をとらえ、抗糖化作用を有する天然物のス クリーニングを行い、4種類のハーブ(カモミール、ドクダミ、セイヨウサンザシ、ブドウ葉)の混合エキスに活性があることを見出しました。また、この混合ハーブエキスのヒトでの有用性を検討すべく、糖尿病患者に対する摂取試験を実施したところ、アンチエイジングに対する有用性を確認したので、本年3月に日本薬学会第127年回にて発表いたしました。

このたび新たに、糖尿病予備群のヒトへの混合ハーブエキスの摂取試験(ダブルブラインド並行群間比較試験)を、同志社大学アンチエイジングリサーチセンター、岡山理科大学との共同研究にて実施いたしました。

今後の展望

今後も混合ハーブエキスの抗糖化作用およびアンチエイジングに対する有用性を研究して参ります。そして、今回の試験結果やこれまでの研究成果をもとにした販売活動を更に強化し、健康食品の原料として広く普及させていきます。なお、本混合ハーブエキスは、健康食品等の原料『AGハーブMIX(商品名)』として業務用に販売を開始しております。

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