平成18年 国民健康・栄養調査結果概要
メタボリックシンドロームの状況
平成18年の国民健康・栄養調査の結果では、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者と予備群と考えられる者を併せた割合は、男女とも40歳以上で特に高く、40~74歳でみると、男性の2人に1人、女性の5人に1人が、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者又は予備群と考えられる者であると報告されています。
平成18年10月1日現在推計の男女別、年齢階級別の40-74歳人口(全体約5,700万人中)を用い、それぞれ有病者、予備群として推計したところ、40~74歳におけるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の該当者数は約960万人、予備群者数は約980万人、併せて約1,940万人と推定されています。
- メタボリックシンドロームの予備群 : 腹囲 男性≧85cm、女性≧90cm + 項目1つ該当
- メタボリックシンドロームが強く疑われる者 : 腹囲 男性≧85cm、女性≧90cm + 項目2つ該当
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の該当者、予備群の推計
糖尿病の状況
今回の調査結果に平成18年10月1日現在推計の男女別、年齢階級別の20歳以上人口(全体約1億400万人)を乗じて推計したところ、「糖尿病が強く疑われる人」は約820万人、「糖尿病の可能性が否定できない人」を合わせると約1,870万人となりました。
- 糖尿病が強く疑われる人 : ヘモグロビンA1cの値が6.1%以上、または、質問票で「現在糖尿病の治療を受けている」と答えた人
- 糖尿病の可能性を否定できない人 : ヘモグロビンA1cの値が5.6%以上、6.1%未満で、1以外の人
高血圧症の状況
今回の調査結果に平成18年10月1日現在推計の男女別、年齢階級別の20歳以上人口(全体約1億400万人)を乗じて推計したところ、「高血圧症有病者」は約3,970万人、「正常高値血圧者」を合わせると、約5,490万人となりました。
- 高血圧症有病者 : 収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以上、または血圧を下げる薬を服用している者
- 正常高値血圧者 : 収縮期血圧130mmHg以上140mmHg未満で、かつ拡張期血圧90mmHg未満の者または、収縮期血圧が140mmHg未満で、かつ拡張期血圧が85mmHg以上90mmHg未満の者(ただし、薬を服用していない者)
脂質異常症の状況
今回の調査結果に平成18年10月1日現在推計の男女別、年齢階級別の20歳以上人口(全体約1億400万人)を乗じて推計したところ、「脂質異常症が疑われる人」は約1,410万人となりました。
国民健康・栄養調査の血液検査では、空腹時採血が困難であったため、脂質異常症の診断基準項目である中性脂肪による判定は行わず、下記の通りとしています。
- 脂質異常症が疑われる人 : HDLコレステロールが40mg/dl未満、若しくはコレステロールを下げる薬を服用している者(採血時間によらず、妊婦含む)
※(定義)「動脈硬化性疾患予防ガイドライン(2007年版)」による「脂質異常症が疑われる人」の判定基準の詳細は、脂質異常症の診断基準をご覧ください。
参考文献
- 厚生労働省、平成18年 国民健康・栄養調査結果概要



