混合ハーブエキス「AGハーブMIX」の糖尿病合併症予防作用(in vivo) - 機能性食品素材 - アークレイ - アークレイ

機能性食品素材

混合ハーブエキス「AGハーブMIX」の糖尿病合併症予防作用(in vivo)

動物を用いた in vivo 試験概要

AGハーブMIXは、Streptozotocin(STZ) 糖尿病誘導ラットを用いた3ヶ月間の投与試験結果により、血清ペントシジン濃度および腎湿重量の増加抑制傾向を示しました。また、糖尿病合併症治療薬であるアミノグアニジンと同様の作用を示し、ペントシジン生成阻害においてはアミノグアニジン(AG)と比較して低濃度で効果を示しました。この結果より、AGハーブMIXの摂取による糖尿病合併症進展予防作用が期待されます。

方法

5週齢の雄性Slc:SD系ラット(SLC Co. Ltd, Shizuoka, Japan)28匹を環境馴化後、完全無作為化法により各7匹ずつコントロール群(G1)、STZ投与群(G2)、AGハーブMIX投与群(G3)、アミノグアニジン投与群(G4)の4群に分けた。群分け後、12時間絶食したG2, G3およびG4ラットに対して、STZを尾静脈内に単回で投与し、糖尿病誘導を行った。STZ投与開始時より、被験物質添加飼料に切り替えた。AGハーブMIXおよびアミノグアニジンはそれぞれ飼料に0.2%添加した。

飼料は不断給餌・自由摂食とした。被験物質の投与期間はSTZ処置後12週間とした。被験物質投与開始12週後には、生存していた全個体の臓器を摘出した。尿は各群STZ投与前、0、4、8、12週後に24時間蓄尿を採取し、尿糖、尿蛋白量を測定した。血液は各群STZ投与前、0、4、8、12週後にラット頚静脈から採血し、血糖を測定した。また、12週後にラット頚静脈から採血後の血清画分を使用し、糖化反応生成物である3-deoxyglucosone(3DG), Pentosidine(ペントシジン), Nε-(carboxymethyl)lisine(CML)などを測定した。

結果

AGハーブMIXと糖尿病合併症治療薬であるアミノグアニジンをSTZ糖尿病誘導ラットに3ヵ月間投与し、両物質の糖尿病合併症進展予防作用を比較した。その結果、飼育期間内にケージ内個体間の闘争による死亡例が1例見られたものの、55mg/kg・bwのSTZ処置によって、明らかな糖尿病状態を誘導させることができた。そして、STZ処置によって血中のメイラード反応生成物量が増加することを確認した。

AGハーブMIX(G3)またはアミノグアニジン(G4)摂取群の血清ペントシジン濃度とCML濃度は、被験物質非投与群(G2)の増加よりも抑制される傾向を示した。同様にG3, G4では、G2と比べて腎重量の増加が抑制され、腎肥大所見も見られなかった。

以上より、AGハーブMIXはアミノグアニジンと同等以上の糖尿病合併症進展予防作用を有する可能性が示唆された。

AGハーブMIX(0.1%)の糖化物生成阻害効果
AGハーブMIX(0.1%)の糖化物生成阻害効果
AGハーブMIX(0.1%)の糖化物生成阻害効果

参考文献

  1. Yonei et al, Herbal extracts inhibit maillard reaction, and reduce chronic diabetic complications risk in streptozotocin-induced diabetic rats. Anti-Aging Medicine, 5(10), 93-98, 2008.